武器

自分の武器はなんであろうか。自分は何が出来るのだろうか。
私の周りの演劇人はみながそれぞれに武器を持っている。
彼は技術面に優れている。彼女はとにかく目立つ。彼は演劇をよく知っている。等々。
では、私は?
技術もない、目立ちもしない、演劇をよく知らない。
ただ一点、「情熱」という点においては勝っていると信じている。
芝居にかける情熱。自分の演劇哲学。
それを発揮できていないのが現状である。私が周りの天才たちに対抗するにはそこを押し出すしかないのに。
遠慮しすぎなのだろうか。だが余計なことを言ってしまうのが怖い。まだ「役者」になりきれていない自分がいる。
だから頼られないのだ。居場所を感じないのだ。


上手くもないし面白くもない。どうすればいい。

どうすればいい。